support surfaceの2026春夏コレクション(Fashon Week Tokyo)のサウンドデザインをしました。
新作で使う植物柄の生地を見て、代表デザイナーの研壁さんと相談の上、森のアンビエントと「波紋音」なる打楽器からの展開となりました。
天王洲アイルのビル5階、打ちっぱなしのフロアにて異空間に飛んだような気持になりました。
アンビエントの選択しかり、技術的にも今回は過去の会場に比べて特に残響が多く、 減衰する音、隙間のある音作りを勘案したりと、これまでの経験やロケハンが生きた部分でした。
音の展開と啐啄同時であるかのように、モデルの服を変化させて下さったのを見て感動を覚えました。
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研壁さんの過剰な物語性を避け、前提なく物自体に目を向けてほしい気持ちは、よく解るつもりです。
けれど研壁さんのような作り方をする人がいつでも当たり前のように見られるとは限らないことを痛感する日々です。
どうぞお身体をお大事に、そして一人でも多くの方が今を逃さず、研壁さんの生み出したものに触れてほしいと願うばかりです。
I empathize Mr. Norio Surikabe (president) wishing people to see his work themselves without too much "stories".
Nevertheless, Mr. Surikabe, please take care of yourself.
I truly hope people don't miss the chance to see his work, while they still can.